シトロエンSM 熱海Historicaで出会った名車　その7

シトロエンSM。

マセラーティエンジンを搭載したシトロエン。

この流線形ボディー、美し～い、っすね。

顔もグッドルッキング。

独特のデザインのリアビュー、マセラーティのトライデントが光ってますね。

ちなみに前から気になっていたことがあります。

『シトロエンSMのブレーキは、ゴムのボールだ』

と、ある自動車評論家が　CAR MAGAZINE誌（だったと思います......スクランブルカーマガジンだったかも？）に書いていました。

ブレーキが、ゴムボール？って？？？

気になりませんか？

大いに気になったので、この車には特に興味がありました。

オーナーさんの特別のご計らいで、コックピットに座らせていただけることになりました。

楕円形のメーターに楕円形のハンドル、気になるブレーキといえば......

こんな感じ......ゴムのボール......ですね。

こうやって踏みます。

まさに、ゴムのボールを踏みつける　な感じ。

メーター類だけでなく、エアコンの吹き出し口の外枠も楕円形ですね。

フランス人の感性でしょうか。

ボンネットを開けてもらってエンジンを拝見させていただきました。

グリーンのボールは、ハイドロニューマチックサスペンションの窒素ガスが入っています。

キャブレター上部にもマセラーティのトライデントが......。

ヘッドライトですが、ハンドルを切る方向を向くように動きます。

なんともフレンチ。

フランス人のエスプリ満載。

ちなみにマセラーティですが、このシトロエンSMをベースにして　マセラーティ・クアトロポルテ（2代目）を制作しましたが、あまり作られていないようです。

シトロエンとの提携が切れたから、が原因のようですが。

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