アストンマーティンへの軌跡 その1 高校時代

私が最初にアストンマーティンという車を知ったのは、1977年のことでした。

当時は高校2年生のガキです。

1977年といえば、スーパーカーブームの年。

5年下の小学生の弟が読んでいた雑誌の巻頭にも、スーパーカーの写真が掲載されていました。



当時、自動車には全くといっていいほど興味のなかった私ですが、弟があまりにスーパーカーというものに熱中しているので、横から雑誌をのぞいてみますと......。

ランボルギーニ カウンタック、フェラーリBB、マセラティボーラ、ポルシェ930ターボ

2000万円、375馬力、300キロ。

現実離れしたデザイン、それにパワー、そして金額。

1977年当時 もっともよく売れて国民車といわれていたのが、トヨタコロナ。

100馬力、120キロ、価格は確か、99.8万円......。

別次元です、全くの。

(300馬力って、どんな感じなんだろう? 300キロって?)

その数値の羅列に興味がわいて、小学生の雑誌のスーパーカー写真集に嵌っていきました。

(おっ......これは......)

運転し難そうな非実用的デザインのイタリア製の自動車の中に混じって、実用的なデザインでありながら素晴らしくスタイリングのいい車が。

アストンマーチンV8 (この当時の雑誌は"アストンマーティン"ではなく"アストンマーチン"と表記されてました)

アストンマーチンV8は、こんな車です↓


馬力は非表示、必要にして十分

当時のアストンは、馬力は公表していませんでした。

なんとも神秘的。

ハッタリ的数字を列挙するイタリア製のライバルたちに比べますと、そのあたりも、より魅力的です。

(スーパーカーを手に入れるなら、アストンマーチンV8だあ~)

車に興味なんかなかったガキが、カーガイになった瞬間でした。

(アストンマーチンV8って、スーパーカーじゃないじゃんか!)

......といったツッコみはこの際ナシです。

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