ロールスロイス 20-25ランドレッド 熱海 historica 2014で出会った名車 その2

ファントム1に圧倒されまくりましたが、このロールスにも圧倒されました。

ロールスロイス 20-25ランドレッド



おや?これは......かなり古いモデルなのですが、ロールスロイスのエムブレムが黒い。

フレデリック・ヘンリー・ロイスが生きていたときのモデルならば、赤なのでは?

このモデルもロールスロイス&ベントレーオーナーズクラブの会長さんの持ち物。

会長さんに伺いますと、傍らにいらしたブレインの方(?)が答えてくれました。

『フレデリック・ヘンリー・ロイスが他界した後のモデルだからです。ロイスが死んだのは1933年、このモデルはそれ以降に作られました。エムブレムが赤のロールスロイスはそうないです』

とのこと。

『ファントム1に比べると小さいでしょ?これはベビーロールスと呼ばれているモデルです』

(十分大きいんですけど......)

『この当時のロールスロイスは、エンジンとシャシーだけをロールスロイス社で作成してボディはコーチビルダーが作っていたんですよ。だから、コーチビルダーとオーナーの注文によって同じモデルであっても全然違うんです』

(へええ......)

『このモデルですが、パーティションが付いてるでしょ?』

『前部座席と後部座席を仕切るガラスですね』

『そうそう、この"パーティション付き"で発注された車は、

"自分では運転せず運転手に運転させる車"

で、

パーティションなしで発注された車は、

"自分でも運転できるし運転手にも運転させていい車"

なんですよ』

おお、なんと、パーティションにそんな意味があったとは、新鮮な驚きでした。

ベビーでも迫力のロールスロイス。

でした。

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